WANDERER

目指せ「旅慣れ」!30代サラリーマンが旅についてあれこれ綴ります。

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【目標その2】全長約1,200km!四国八十八ケ所巡礼

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前回は30代のうちに達成したい目標の1つ目として、3,000m峰21座制覇を掲げさせていただきました。

今回は2つ目の目標として、四国八十八ケ所巡礼について書かせていただきます。
 

 

↓目標1つ目はこちら

 

 

さて、皆さんは四国八十八ケ所(またはお遍路)というものをご存知でしょうか。
恐らく、名前は聞いたことある方がほとんどなのではないかと思います。
 
皆さんの頭の中には、菅笠に白装束で金剛杖をつく人々の姿が浮かんだかもしれません。
もしくは、菅直人元首相の姿とか、「水曜どうでしょう」の大泉洋さんの姿とか。
そう、あれです。そして、88つのお寺をまわるやつです。
 
 

なぜ私は巡礼を始めたか

少ない資金の中でどうにか旅行に行くために、私は航空会社のマイルを貯めています。
とはいえ、それでブログを書けるようなレベルではなく、日々の決済や公共料金をクレジットカードに集中させる程度のふんわりとした感じなのですが、それでも1,2年に1度の頻度で国内便の航空券を取れるくらいには貯まります。
 
2年前のある日、私は有効期限が迫っているANAマイルの使い道を考えていました。
 
ちなみに、ANA国内線の特典航空券はシーズンによって必要マイル数が異なり、大型連休のない閑散期(2019年だと1/6~2/28、4/1~4/25、12/1~12/20)は必要なマイル数が少なくなります。
 
  • なるべく閑散期に使いたい
  • どうせ行くなら土日だけではなく、2泊以上したい
  • 仕事上、先々の予定が立てづらい
  • 自分だけ「飛行機代タダだから」っていうのも、同伴者にはちょっと悪い
と考えると、友人を誘おうにも誘いにくいなというのが、私の考えでした。
実は、そもそも友人が少ないという理由の方が大きいですが。
 
旅行好きの方々に中には、「旅行の計画を立てているときが一番楽しい」という方が結構いると思います。
私もそのタイプです(行ったら行ったで、それも楽しいんですけどね)。
 
計画を立てるとき、人と一緒であればワイワイと行きたいところを決めるだけなのですが、一人旅となると、『なぜか「テーマ性」を重視したくなる病』に私はかかっています。
 
なんでもいいんです。例えば、旬の食材があれば、それの食い倒れツアーでも、〇〇という人にゆかりがある地を巡る旅でも、何なら王道観光スポット総ざらい!とかでも。
 
一人旅のときって、ただその地に行って、ただ観光地をまわって、ご飯食べて、帰ってきてと、意外と漫然と過ごしてしまいがちなので、一つの共通した目的を持ちたいという思いがそこにはあります。
 
2年前のそのとき、行きたいなぁと思っていた地はたくさんあったものの、その時にそこに行くにあたっての目的が見つかりませんでした。
 
そこで、頭に思い浮かんだのが、「お遍路はどうだろう」ということでした。
 
実は、下記のようにその考えに至るための種は蒔かれていました。
・以前、友人と愛媛・高知旅行をしたときに、レンタカーで県境の山道を運転していると白装束姿のお遍路さんを見かけて、「こんな山奥を歩いているんだ!」とびっくりしたこと
・前述した大好きな「水曜どうでしょう」で、大泉さんたちが超高速でお寺巡りをしているのを見ていたこと
・ここ何年かで流行の御朱印を集め始めて、寺社に興味を持っていたこと
 
こうして、私は四国八十八ケ所巡礼を始めることを決めました!
 
 

四国八十八ケ所巡礼についての基本情報

 

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さて、出発を決断してから詳しいことを調べ始めたのですが、四国八十八ケ所は全長約1,200kmにおよぶ巡礼路で、札所と呼ばれる88箇所の寺院を巡ります

 
  • 各札所には1番~88番と番号が振られていますが、必ずしも1番から回らなければならないわけではありません
  • 札所にお参りすることを「打つ」といいます
  • 札所を小さい番号から大きい番号へ四国を時計回りに巡ることを「順打ち」、大きい番号から小さい番号へ反時計回りに巡ることを「逆打ち」といいます
  • 一度に全ての札所を巡ることを「通し打ち」、何回かに分けて巡ることを「区切り打ち」、四国4県を1県ずつ巡ることを「一国参り」といいます
  • 巡礼の方法は、「歩き遍路」の他、自家用車を使ったもの、タクシーを使ったもの、バスツアーを使ったものなどがあります
 
私は、「順打ち」「区切り打ち」「歩き遍路」での結願(全札所を回ること)を目指すことにしました
「歩き遍路」は一般的に40~50日間かかると言われており、「区切り打ち」の場合は毎回東京への行き帰りが出てきてしまうので、毎年1回・5日間を巡礼に充てたとしても約10年間ほどの挑戦となる見込みです。
 
 

これまでの道のりと、これからの予定

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発願の地、第1番札所・霊山寺

過去2年で、徳島県にある23の札所は巡礼を終えております。
  • 2017年 第1番霊山寺~第16番観音寺
  • 2018年 第17番井戸寺~第23番薬王寺
 
残す札所は、65箇所。
「発心の道場」と呼ばれる阿波の国(徳島県)をあとにして、次回からは「修行の道場」土佐の国(高知県)に入る予定です。
 
まだまだ結願は先になりそうですが、今後の巡礼記録や、四国八十八ケ所巡礼の歴史等詳細、過去2年のダイジェストについても、今後書いていきたい思います!