ソロハイク挑戦に向けた装備の調達計画も大詰め!ついてにソロ用テントを購入しました。今回はそのモンベル ステラリッジ2についてご紹介します。
今年3月に立てた、ソロハイク挑戦とそれに向けての装備調達という目標。
調理器具、シュラフ、シュラフマットと購入し、いよいよ本丸・テントです。
これに関しては、ある程度心が決まっておりました。
購入までの道のり
テントを選ぶにあたり
今回購入した装備の中でも、テントが非常に重要度が高いのはいうまでもないでしょう。
テン場に到着してから、翌朝出発するまでの約半日をテントの中で過ごすことになりますし、悪天候等で停滞するような場合はそれが丸一日以上になることもあります。
また、重量・かさでいっても、テントは荷物の大きな部分を占めることとなります。
国内メーカーを選びたい
購入にあたって条件としたのは、機能性・重量を考えると、まず登山用であること。
あとは、フライ付きのダブルウォールタイプのテントであること。
居住性を考えると、フライを張ることでできる前室のスペースは捨てがたいです。
加えて、希望としては国内メーカー製品であることでした。
今時ローカライズされた商品も多いでしょうから、そんなこともないだろうとは思いつつ……
やはりテントやウェア類は、「高温多湿の日本の気候は国産メーカーが一番良くわかってる」とどうしても考えてしまいます。
あと、海外メーカーの製品はカッコいいものばかりなのですが、少し値段が高いものが多いです……。
モンベルポイントバウチャーの存在
前置きが長かったですが、そもそもテントはお馴染みモンベルのテントにほぼほぼ決めていました。
その理由はふるさと納税で手に入れたモンベルポイントバウチャーの存在です。
総務省による再三の指導の結果、2019年8月現在は取り扱っている自治体はありませんが、少し前まで複数の自治体がふるさと納税の返礼品としてモンベルポイントバウチャーを設定していました。
私も昨年滑り込みでふるさと納税をした結果、合計20,000円分のポイントバウチャーが手元にありました。
テントは高価なので、これを利用しない手はありません。
(そもそも使わないと予算オーバー)
なので、選定はあくまでモンベルを第1候補として進めました。
一応、比較してみる
国内4メーカー
とはいえ一応、主要メーカーの商品を比較してみました。
用途はソロ泊ですが、後述する理由で2人用モデルでの比較となります。
選抜したのは、重量が軽い順に以下の5商品です。
メーカー | 商品名 | 入口 | フロアサイズ | 収納サイズ | 重量(含付属品) | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|
モンベル | ステラリッジ2 | 短辺 | 短辺130cm×長辺210cm×高さ105cm | 本体14.5×30cm フライ9.5×21cm ポール41cm | 1,430g | 41,200円 |
ファイントラック | カミナドーム2 | 長辺 | 短辺130cm×長辺212cm×高さ105cm | 本体8×17×27cm ポール39cm | 1,460g | 62,000円 |
プロモンテ | VL-26 | 長辺 | 短辺120cm×長辺205cm×高さ100cm | 本体15×25cm ポール43cm | 1,550g | 47,000円 |
アライテント | エアライズ1 | 短辺 | 短辺100cm×長辺205cm×高さ100cm | 本体14×29cm ポール38cm | 1,580g | 39,000円 |
アライテント | トレックライズ1 | 長辺 | 短辺110cm×長辺210cm×高さ105cm | 本体14×30cm ポール38cm | 1,680g | 42,200円 |
モンベル ステラリッジ2
ファイントラック カミナドーム2
プロモンテ VL-26
アライテント エアライズ1
アライテント トレックライズ1
基本的なサイズは設営・収納ともに各社大きな違いはありません。
もちろん、素材や細かな機能も重要なポイントではあるのですが、上の表だけ見るとアライテントの2モデルは少し重め、ファイントラックのカミナドームはかなり高めです。
また、モンベルのステラリッジ、アライテントのエアライズは入口が短辺側にあります。
入口は長辺側の方が、人の出入りや荷物の出し入れがしやすく利便性が高いと思うのですが、妥協できないポイントではない気がします。
ちなみに、ステラリッジのみ本体とフライが別売りで上記のデータは合算してあります。
本当であれば、カミナドームが欲しいなぁというところではありますが、圧倒的に予算オーバーなので、費用面でモンベルのステラリッジに決定しました。
1人用か、2人用か
モンベルのステラリッジといえば定番中の定番モデルですね。
涸沢のような大きなテン場に行くと、そこら中に貼ってあるイメージがあります。
さて、ステラリッジには1,2,3,4,6と5つのモデルがあり、後ろの数字は収容人数を表しています。
前述のように用途はソロ泊なので、私はもちろん1人用のステラリッジ1を購入するつもりでいました。
が、ネットを見ていても10人中9人は「1だとかなり狭いから、ソロでも2を買った方がいい」というような状況でした。
それでも私は「テント内でなにするわけでもないし、少しでも軽くしたいから1で十分」と思っていました。
そう、実物を見るまでは。
ある日都内のモンベルショップに行ったところ、ステラリッジ1と2が両方張ってあるという幸運に恵まれました。
実際、中に入ってみると……確かに狭い。
店員さんにも「2の方がいいと思います」と勧められました。
確かに、軽いといっても90gほどの差ですし、収納サイズもさほど変わりません。
結局、ステラリッジ2を購入することにしました。
ちなみに、ステラリッジ1と2を比較すると下記のとおりです。
メーカー | 商品名 | 入口 | フロアサイズ | 収納サイズ | 重量(含付属品) | 定価(税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|
モンベル | ステラリッジ1 | 短辺 | 短辺90cm×長辺210cm×高さ105cm | 本体13.5×29cm ポール41cm | 1,340g | 39,000円 |
モンベル | ステラリッジ2 | 短辺 | 短辺130cm×長辺210cm×高さ105cm | 本体14.5×30cm ポール41cm | 1,430g | 41,200円 |
モンベル ステラリッジ2ご紹介
構成
テント本体1、本体ポール1組、∅3mm反射材入り張り綱4本、16cmアルミペグ12本、ポール応急補修用パイプ1本
フライシート
前述のとおり、フライシートは別売りとなっており4色と幅広いカラー展開です。
わたしは青っぽいピーコックを選択しました。
グラウンドシート
加えて、テントの下に敷くグラウンドシートも購入しました。
関連商品が比較的安価で種類も多く、手に入りやすいのもモンベルのいいところですね。
張ってみる
(とりあえず室内に)張ってみました。
近所の公園で張ろうと思ったら、テント設置は禁止のところが多いのですね。
左からグラウンドシート、本体+ポール、フライシート。私がかつて使っていたものとは比べ物にならないくらいコンパクトです。
まずグラウンドシートを広げます。
その上にテント本体を広げます。
ポールは鮮やかな赤色。
2本のポールの交差点がジョイントで固定されているので、それをテント本体の中央にアタッチ。
ポールの先端をテント・グラウンドシートの四隅のリングに通します。
基本的には外側のリングを使用します。
ポールを持ち上げて、
テントと固定します。
吊り下げ式なので、設営は楽ちん。
全て固定しました。
上からフライシートをかぶせます。
間口はやはり少し狭め。
しかし内部は一人であれば十分な広さです。
早く宿泊するのが楽しみです!
が……なかなかそれを許さない事情もあり……
詳しくは、また後日。