ソロハイク装備調達計画第1弾として、まずは調理器具を購入いたしました。
購入したプリムスのP-153とイージークックNS・ソロセットMを今回はご紹介します。
今年の目標としてソロハイク挑戦を掲げ、装備調達計画を立てました。
先日その第1弾として、まずは日帰り山行でも使用することのあるバーナー&クッカーを購入しました。
今回は、この2つをご紹介したいと思います。
バーナー:プリムス P-153
性能
出力:4.2kW/3,600kcal/h(T型ガス使用時)
ガス消費量:245g/h
燃焼時間:約55分(IP-250タイプガス使用時)
ゴトク径:大148mm/小90mm
収納サイズ:7.5×8.8×3.0cm
本体重量:116g
付属品
収納用にナイロン製のスタッフバッグが付属しています。
購入した理由
当初購入の第1候補には、ジェットボイルを考えていました。
「ソロハイク」といえば、やはりその名前が思い浮かぶのと、一度使ってみたいと思っていたのが理由なのですが……
調べていくと、圧倒的な湯沸かし性能をもつ一方で、やはり調理面での不安があるようです。
たしかにちょっと調理はしにくそうなのと、これ1つだけ持って行ったときに一回一回掃除するのはめんどくさい。
正直、山での食事はフリーズドライとインスタント麺中心なので、そこまで調理する機会はないかなぁとも思いつつ、汎用性を考えると他の製品が良さそうな気がしてきました。
とはいいつつ、最も大きな障害は費用面でした。
これからシュラフやらテントやら大物が待ち受けていることを考えると、調理器具にあまりお金をかけるわけにはいきません。
ジェットボイルには調理のしやすい幅広のモデルもありますが、ちょっと予算オーバー……
ジェットボイルはまた次の機会に持ち越しにしましょう。
総合的に判断して購入したのは、定番商品であるプリムスのP-153でした。
理由としては、定番モデルであるため使用経験があり、ある程度の勝手はわかっているのと、基本的には同メーカーのガスカートリッジの使用が推奨されている中で、トップメーカーの「プリムス」であれば、カートリッジの種類もたくさんあるし、入手が容易というのが大きな動機でした。
プリムスの一体型バーナーは、私の購入したP-153の他に2つモデルがあります。
IP-2243PAは出力はP-153と同等の3,600kcal/hで、ゴトクが大きくて安心感がありますが、重量が253gとP-153の倍以上あります。
P-115は重量が57gと非常にコンパクトですが、出力が2,100kcal/hと他のモデルに比べると落ち、コンパクトゆえにゴトクに不安があります。
以上のことから、まずは1つ目のバーナーとしては、定番のP-153を購入いたしました。
ご紹介
ゴトクを畳むと、非常にコンパクトになります。
逆に無くしちゃいそうで怖い……。
折り畳み式のX字ゴトクを拡げ、カートリッジと接続するとこんな感じです。
ゴトクが大きめのX字になっていることで、高い安定性を誇ります。
下位モデルと比べると火力が強いです。
ゴーゴーという音が大きくてビビりました。
着火装置が付いてるのですが……
このピンが取れてしまったり、何度カチカチいわせても点火しない、などの問題を過去幾度となく見てきております。
今回の試用では無事に着火できましたが、ライターは必携だと思われます。
X型のゴトクにより、安定感がある……はずが、このあとご紹介するクッカーがミニサイズのため、逆に怖い……
もしかしたら、P-115でも良かったかもしれません。
付属品のスタッフバッグは強度も十分。「PRIMS」のロゴ入りです。
スタックする際にはとても便利。
クッカー:プリムス イージークックNS・ソロセットM
性能
セット内容:ポット(900㎖、内径Φ12.5×10㎝)、
ミニポット(400㎖、内径Φ12.0×5㎝)
重量:250g
収納サイズ:Φ12.5×15㎝
付属品
こちらも収納ポーチが付いてきます。
購入した理由
クッカーに関しては、正直大きな理由はありません。
基本的な用途は、お湯を湧かすことと簡単な調理であろうという中で、
・軽量
・コンパクトかつ、バーナーとガスカートリッジをスタック可能
という条件を満たし、比較的安価で、バーナーと同じ「プリムス」製ということで選択しました。
ご紹介
深型のポット(容量900ml)とフタ兼ミニポット(容量400ml)のセットです。
深型には、200ml刻みで800mlまで目盛りがついています。
深型の底には滑り止め付き。
フタをすると、こんな感じ。
中にはIP-250サイズのカートリッジとP-153がスタッキング可能です。
写真のカートリッジはIP-110です。
付属ポーチはメッシュ製。清潔に、コンパクトに収納できます。
P-153とともに、実際に使ってみましたが、すぐにお湯が沸きました。
ただ、ミニポットの方はかなり小さいので、調理できるものは限られそう(ソーセージ炒めるとか……?)。
フタとしての出番ばかりになりそうです。
今のところ予定はありませんが、本格的に調理をしたい!となったら、少し大きめのクッカーが必要かもしれません。
とはいえ非常に軽量でコンパクトですので、日帰りでもテント泊でも、幅広く活躍してくれそうです。