歩き遍路第3レグ出発にあたり、準備した装備をご紹介します。過去2回での経験をもとに、少しずつアップデートしています。
身につけるもの
ザック
前回までは仕事の関係でノートパソコンを持って行ったり、カメラ用の三脚を持って行ったりしたので(結局使いませんでしたが)、ウビック40Lを使用していました。
しかし、今回は最御崎寺までいかに2日間でたどり着くかということがキーとなることもあり、荷物の少量化を目指します。
使用ザックもミレー・ゼニス30Lに変更しました。
シューズ
以前の記事でも触れたとおり、第2レグからはサロモン・X ULTRA 3 GTXを使用しています。
登山靴ほど重くないけど、スニーカーより安定性があり、GORE-TEX防水です。
ベースレイヤー、パンツ、靴下、下着
お遍路さんの中には、宿で洗濯をする方も多いですが、私は4日間なので日数分持って行きます。
(パンツは2本を着まわし)
衣類圧縮袋に入れて収納しています。
5日以上の行程になったときは改めて考えようと思います。
フリース
暑がりの私は、基本的に行動中は半袖です。
しかし、4月だと朝晩だったり、天候次第でまだ寒いため、防寒着として持っています。
常にザックの一番上に収納して、札所について参拝を始める際など小まめに羽織るようにしています。
レインウェア
遍路中は傘をさして歩くことはできず、雨宿りできる場所があるとも限らないのでレインウェアは必携です。
しかも、今回は雨予報だったため、大活躍でした。
金剛杖
弘法大師の分身といわれる遍路の必需品です。
第1レグの際に第1番札所・霊山寺近くの遍路用品店で購入しました。
その他
遍路といえば、金剛杖に加えて菅笠、白衣を身に着けるのが定番です。
が、「暑そう」というのと、「目立つ」という理由で後ろ2つは購入していません。
身に着けていた方が、地元の方に対してお遍路とわかりやすいのと、日焼け防止という意味で菅笠が本当はあった方がいいかとも思いつつ、区切り打ちだと行き帰りの持ち運びに不安を感じています。
遍路用品
第1レグ出発前にネットで購入したものと、霊山寺近くで金剛杖とともに購入したものがほとんどです。
少し大きめの札所であれば、販売しているものが多いので、途中で補充もできます。
ロウソク、線香、ライター
参拝の際は、本堂・大師堂の前で、まずロウソクと線香をあげます。
タバコを吸わない私は普段ライターを持ち歩いていませんが、他の方のロウソクから火をもらうと、その人の業ももらうと言われており、自分で火をつけます。
納め札
ロウソク、線香をあげたあと、設置されている箱に納め札を入れます。
事前に日付と住所、名前を書いておきます。
例)平成31年4月吉日 〇〇県△△市 □□ □□
経本
般若心経や、各札所のご真言が書かれており、お賽銭をあげたあと、これを本堂・大師堂の前で読み上げます。
納経帳
本堂・大師堂の参拝を終えたら、納経所で、寺名、本尊名、御朱印をいただきます。
一般的な御朱印帳より大きなサイズです。
数珠
真言宗用は主玉が108個あるそうで、一般的なものより長いです。
小銭入れ
お賽銭用と、納経用(一律300円)の小銭を入れてあります。
アクセサリ類
カメラ
相棒である、OM-D E-M1です。先日後継機が発売されましたが、しばらくは使い続けるつもりです。
kindle paper white
こちらの記事でご紹介した、kindleの初陣です。行き帰りや、宿に早く着いたときのために。
ヘッドライト
万が一、暗くなってしまったときのために持って行きます。
使用しているのは、ブラックダイヤモンド・コズモです。
充電器セット
スマホの電池が切れると、一大事なので念のため。
化粧品、医薬品類
カミソリ、シェービングクリーム、歯ブラシ、日焼け止め、リップクリーム、湿布、塗るバンテリン、絆創膏などなど。
歩きっぱなしだと、かなり焼けるので、日焼け防止グッズは必須です。第1レグの際は不十分で大変なことになりました。
また、湿布や絆創膏などの医療品も必須。花粉症の私は、鼻炎薬も持って行きます。
ネックピロー、アイマスク、耳栓
深夜バスとの初対戦に向けて、購入しました。
正直、徳島到着後は邪魔になるでしょうが、空気を抜いて収納できるタイプです。
行動食
遍路中は食事をできる場所が見つからないない場合も多くあります。
そのときのためにシリアルバーやゼリー飲料を持って行きます。
今回の第3レグのために準備したのは以上の装備です。
これらの道具とともに、次回からは第3レグが実際どうなったのか、書いていきたいと思います!